あの3.11から6年

6年前,私は団地に住んでいた。

3月10日、棟に地震保険を掛けるかどうかの会議があった。

その日は地震保険は見送る事になって、解散。

外に出ると空が今まで見たことのないような不気味な色をしていた。

3月11日、スカンと晴れたいいお天気だったので、夕べの不気味な空は

すっかり忘れていた。

その日の2時46分に、今まで経験したことのない大地震が来るなんて、

一瞬にして何もかも奪っていく大津波が来るなんて、そして、

それも福島第一原発の建屋が爆発して,放射能が飛散する事故が

起きるなんて、ほんの毛先ほども思っていなかった。

あのとき、私はもう日本は終わりだと本当に思った。

 

私はその時、杉本深由起さんの「さかだちしたってやまだまや」の

さし絵を描いていた。(ひさかたチャイルド刊)

 

仕事場の窓の前を猫が通る。

この猫は、ガラス越しにテレビを見ているのですよ。

 

2時46分に黙祷して、

今日も仕事をしている。

季巳明代さんとの読み物「おてつだいおばけさん」(国土社)の

三巻目のさし絵を描いている。

 

無事にいる,今もこうして仕事をしている自分が不思議だ。

 

 

 

国はよそ見ばかりしていないで、一日も早く、本気で、脱原発、

福島を復興してほしい。


 


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name : 長谷川知子
画家・絵本作家

北海道北見市生まれ。
武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。
「ひつじぐものむこうに」
あまんきみこ作(文研出版)で、
サンケイ児童出版文化賞。
日本児童文学者協会会員。
きたみ観光大使。

Contact:
info@tomokohasegawa.com

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